下がり続けるJTと高配当&中長期戦略
本日は有給でのんびり。
他部門は鬼の繁忙期ですが、気を遣ってたら取れないのでえいや!と。
私の繁忙期は過ぎ去った、はず。
下がるJT
マイナスの月次発表を受けてJTが下がった。
タバコの販売数量が前年同月比△13%。売上収益△6%。
世の流れはしゃあない。個人的にもタバコは嫌い。
JTは年明けの涙の損切を経て、代わりに買おうと決めた銘柄。
・ほぼ独占事業
・嗜好品で絶えることは恐らく無い
・高配当
そんなネットに転がる誘い文句 vs 嫌煙/分煙の流れで戦った結果、購入を決意。
株価下がっても持ってるだけで配当入るならまだよい。
(損切りしたのは無配とか微配が多々やったので。。。)
ということで、(当時の)底値からやや上がり気味のとこでIN。1月末ぐらいやったかな。
100株を一気買いするキャッシュがなく、それでも上り調子のマーケットで買値が上がるのを恐れて、端株で10・20・70と2週間ぐらいで買い足し、計100株に。
入り口からアカンやつ。
で、そこからは安定の右肩下がり。
本日時点↓
正直JT株は含み損の方が多いのでは。
ガチの中長期案件。ながーいお付き合いをしながらコツコツ優待や配当をいただきます。
JTの将来性
①電子タバコの広がり
国内も海外も旧来の紙巻きタバコはだんだん下火に向かうでしょう。
吸える場所は仕事場も含めて減ってる、税金はうなぎのぼり、健康にもよろしくないという三重苦を喜んで受け入れるMっ気のある方はいるが。もちろんタバコ吸う人はまだまだ見る。ただ、電子タバコを見ることがホントに多くなった。
よく見るyoutuberでも実況中に紙巻き吸ってた人が電子タバコに変えてた。
②海外事業
2月のIRレポートによるとフリーキャッシュフローが増加見込み。これで買収を進め、売上とシェアをしっかりと確保したい。
新興国では喫煙率が上昇してると(中国は国営のたばこ会社がウハウハ状態だが)
東南アジアなどを旅行すると、 そこかしこでスッパスパやってる。
日本国内は今後期待できないが、人口も市場もタバコマーケットも拡大する海外市場を押さえることで、安定的な収益が得られるはず。
他の事業と成長余地
医薬品と食料品はまぁ、、、って感じ。
私は反対だが、もしカナダのように大麻合法化される日が来るとしたら、JTのような企業が扱いそう。相当な規制はかかるし、国の目がきっちり届かんとアカン。
先進国のカナダだけではなく、タイでも議論されてる。
お酒やたばこより依存性や健康への影響が少なめとのことだが。
まぁ、たばこのニオイや煙がイヤって人も多いので、その点大麻が仮に合法化されてもすんなり社会に受け入れられるか。あと、これまで法律で規制されてきたものを嗜好する「周囲からの目」というのも日本社会にありがちなハードル。
新しいカルチャーは海外から入ってくることが往々にしてあるので、他の先進国が規制緩和すると、数年遅れで日本もそのうち追随するのではと予想。
できれば現状の食料品、医薬品を伸ばすか、他に前向きで光の当てられるセクターで新たなビジネスを拡大してほしい。もし将来的に規制緩和があり、その上でJTが嗜好品の道を極めるなら、毒をくらわば皿までの精神で走ってほしいですね。
高く安定的な収益基盤の確立は、いちホルダーとしての願い。
何年後かに厚労省指定のJT直営店で、医療用大麻を嗜むなんて日が来たりして。
話はだいぶ逸れたが、JTさんには、今後も少しずつでいいので増配と優待を維持していただき、たばこ一本足打法ではなく収益性のある新規事業を立ち上げて株価1万円を軽々とぶっちぎっていただきたく存じます。